
アメリカのクレジットカードって、本当にそんなにお得なの?
そう思われるかもしれませんが、これは現実の話です。
私自身、駐在1年目で入会ボーナスだけで約60万円相当の特典を獲得しました。
ヒルトンの無料宿泊券、デルタ航空のビジネスクラス往復航空券、さらに年間数万円のキャッシュバック…これらすべてが、正しいクレジットカード戦略から生まれたものです。
駐在開始から5年、20枚以上のカードを戦略的に使い分けてきた経験から言えることは、「何を、いつ、どの順番で作るか」がすべてだということ。
間違った順番で作ってしまうと、本来なら得られたはずの数十万円分の特典を逃すことになります。

この記事では、そんな「痛い失敗」を避けながら、アメリカのクレジットカードシステムを最大限活用するための実践的な戦略をお伝えします。
この記事はこんな方のために書きました
・アメリカ駐在が決まった・渡米したばかりの方
「何から始めればいいかわからない」という不安を解消します
・「どのカードを作るべき?」で悩んでいる方
膨大な選択肢から、あなたに最適な1枚を見つけられます
・ホテル特典を最大限活用したい方
ヒルトン、マリオット、IHGの上級会員特典を戦略的に獲得
・将来の日本帰国も見据えて選びたい方
「作ったは良いけど、帰国時に困った」を避けるための長期視点

今月、サインアップボーナス(入会キャンペーン)しているクレジットカードについては、下記記事をご参照ください!
【一目瞭然】おすすめアメリカクレジットカード比較表
「結局、どのカードがおすすめなの?」という声にお応えして、厳選カードを一覧表にまとめました。
年会費、特典、おすすめ度を一目で比較できます。
カード名(リンク) | 年会費 | 入会ボーナス目安 | 最大の魅力 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
Hilton Honors American Express card | 無料 | 10万pt (約5万円相当) | ヒルトンシルバー自動付与 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
Blue Cash Everyday Card | 無料 | $200現金還元 | シンプル&高還元率 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
Hilton Surpass American Express card | $150 | 13万pt + 無料宿泊券 | ゴールド会員+年$200クレジット | ⭐⭐⭐⭐ |
Chase IHG One Rewards Premier | $99 | 14万pt or 4泊無料 | 毎年無料宿泊券+日本で交通系5倍 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
Chase Sapphire Preferred | $95 | 6万pt (約8万円相当) | 万能型&レンタカー保険 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
Delta SkyMiles Gold American Express Card | $150(初年度無料) | 7万マイル | デルタ航空優先搭乗+手荷物無料 | ⭐⭐⭐ |
Marriott Bonvoy Brilliant American Express Card | $650 | 15万pt | プラチナエリート自動付与 | ⭐⭐⭐⭐ |
World of Hyatt Credit Card | $95 | 6万pt | 毎年カテゴリー1-4無料宿泊 | ⭐⭐⭐⭐ |
United Explorer Card | $95(初年度無料) | 8万マイル | ANA特典航空券予約 | ⭐⭐⭐ |
The Platinum Card | $695 | 12.5万pt | 最強特典パッケージ | ⭐⭐⭐⭐ |
American Express Gold Card | $250 | 9万pt | レストラン&スーパー4倍ポイント | ⭐⭐⭐⭐ |
【実体験】現在愛用中の最強クレジットカード8選

現在メインで使用している8枚から、最初に作った「失敗カード」を除いた7枚をご紹介します。
それぞれに明確な役割があり、年間を通じて最大限の特典を引き出しています。
Chase Sapphire Preferred:駐在者の「メインカード」

年会費:$95 | 入会ボーナス:60,000pt(約8万円相当)
「アメリカのクレジットカードと言えばこれ」と言っても過言ではない、駐在者の定番カードです。
なぜ多くの駐在者に愛されるのか?
その理由は圧倒的な汎用性の高さにあります。
レンタカー保険が最強
アメリカでレンタカーを借りる際、通常は$20-30/日の保険料がかかります。
しかし、このカードで支払えばPrimary Insurance(最優先保険)が適用され、自分の自動車保険を使わずに済みます。
年に数回レンタカーを使うだけで年会費の元は取れる計算です。
ポイントの使い道が豊富
Chaseで貯まったポイントは、現金還元、航空券、ホテル宿泊、マイルやホテルポイントへの交換など多彩な使い道があります。
「ポイントが使えずに困る」ということがありません。
年間$50の旅行クレジット
ホテル予約やレンタカー、航空券購入で自動的に$50がクレジットされます。実質年会費は$45です。
ただし、作成には条件があります
Chaseの「5/24ルール」により、過去24ヶ月で5枚以上クレジットカードを作成していると審査に通りません。
また、渡米後最低6ヶ月のクレジットヒストリーが必要です。

多くのクレジットカードを作る前に、駐在後半年〜1年を目処にぜひ作りたいカードですね!
実際の使用感
私は日常の買い物から海外旅行まで、このカード1枚でほぼすべてをカバーしています。
ポイント還元率は標準的(1-2倍)ですが、その分汎用性が高く、「とりあえずこれを使っておけば間違いない」という安心感があります。
おすすめポイント
関心のある方は、ぜひ下記公式サイト(紹介リンク)をチェックしてみてください!
Hilton Honors Amex:年会費無料なのに「ゴールド級」の特典

年会費:無料 | 入会ボーナス:100,000pt(約5万円相当)
「年会費無料でこんなに特典をもらっていいの?」と思わず心配になるレベルのお得カードです。
アメリカのクレジットカードの「すごさ」を最初に実感できるカードと言えるでしょう。

なぜこんなにお得なの?
アメリカのホテル業界は競争が激しく、各社が顧客獲得のために「破格の特典」を提供しています。
日本では考えられない水準の特典も、アメリカでは当たり前なのです。

私たちはヒルトンに泊まることはほとんどありませんでしたが、このカードで無料宿泊することができました!
日本にもヒルトンのクレジットカードはありますが、年会費が無料なカードはありませんので、アメリカに住んだからこそ作ることのできる特権カードです。
ヒルトンシルバー会員に自動昇格
通常なら年間10泊必要なシルバー会員に、カードを作るだけでなれます。
客室アップグレード(空室時)、ボーナスポイント、レイトチェックアウトなどの特典が受けられます。
入会ボーナスで2-3泊無料宿泊可能
100,000ptあれば、標準的なヒルトンホテルに2-3泊は無料で宿泊できます。
家族での旅行なら、これだけで10万円以上の価値です。
海外利用手数料なし
日本への一時帰国や第三国旅行でも、余計な手数料を気にせず使えます。
実際の使用体験
私たちは普段ヒルトン系列をほとんど利用していませんでしたが、このカードのおかげでハワイのヒルトンに3泊無料で宿泊できました。
家族の宿泊費約15万円が完全に無料になったときは、「アメリカのクレジットカードってすごい」と心底実感しました。
おすすめポイント
関心のある方は、ぜひ下記公式サイト(紹介リンク)より、お得なヒルトンオナーズクレジットカードをチェックしてみてください。
Hilton Surpass:「ゴールド会員」で朝食が毎日無料

年会費:$150 | 入会ボーナス:130,000pt + 年次無料宿泊券
上記の無料カードをさらにパワーアップしたのがこちら。
年会費はかかりますが、毎年$200のヒルトンクレジットがもらえるため、実質的には$50もらって使えるカードです。
ゴールド会員特典の威力: 朝食が毎日無料
ヒルトン系列のホテルでは、ゴールド会員以上は朝食が無料になります。
家族4人だと1回の朝食で$80-120かかることも珍しくないので、2-3回の宿泊で年会費の元は取れます。
客室アップグレード(空室時)
スタンダードルームを予約しても、エグゼクティブルームやスイートにアップグレードされることがあります。
これまでの宿泊で、約6割の確率でアップグレードを経験しています。
毎年$200のクレジット
ヒルトン系列のホテルで使える$200のクレジットが毎年もらえます。
スパ、レストラン、アクティビティなど幅広く使えるので、旅行の際は必ず使い切れます。
実際の使用体験:ホテル滞在がワンランクアップ
ゴールド会員になってから、ホテル滞在の満足度が明らかに向上しました。
特に朝食無料の威力は絶大で、「朝食付きプランを選ぶ必要がない」という安心感があります。
おすすめポイント
関心のある方は、ぜひ下記公式サイト(紹介リンク)より、お得なヒルトンオナーズクレジットカードをチェックしてみてください。
Marriott Bonvoy Brilliant:「プラチナエリート」への最短ルート

年会費:$650 | 入会ボーナス:150,000pt
ヒルトンではなく、日本でも人気の高いマリオット派には、こちらのカードが特におすすめです。
年会費は650ドルと高めですが、大量のボーナスポイントや無料宿泊特典が魅力の Marriott Bonvoy Brilliant カード。
日本にあるクレジットカードではあり得ない、クレジットカードを作るだけでプラチナエリートになることができるため、日本にいる人からうらやましがられること間違いなしです!
プラチナエリートの特典:朝食無料(同伴者含む)
マリオット系列のホテルでは、プラチナエリート会員は朝食が完全無料。しかも同伴者も無料です。
プラチナエリートの特典:午後4時までのレイトチェックアウト
朝はゆっくり過ごして、午後に出発。時間に余裕のある滞在が楽しめます。
プラチナエリートの特典:スイートを含むアップグレード
空室があれば、スイートルームにアップグレードされることも。
これまでの宿泊で、3回に1回はアップグレードを経験しています。
実は年会費以上にお得

年に2-3回マリオット系列を利用するなら、確実に年会費の元は取れます。
おすすめポイント
関心のある方は、下記紹介リンクより、公式サイトを確認してみてください。
※Amexのリンクは定期的に更新される関係から、リンク切れで見られない場合があります。その場合は、お手数ですが、コメントまたはお問い合わせよりご連絡いただければ早急に修正いたします
Chase IHG One Reward Premier

年会費:$99 | 入会ボーナス:140,000pt or 4泊の無料宿泊券
「IHGって何?」と思われるかもしれませんが、実はインターコンチネンタル、クラウンプラザ、ホリデイインなどを運営する世界最大級のホテルグループです。
このカードは、知る人ぞ知る最強カードの一つです。
毎年40,000ptまでの無料宿泊券
年会費$99で、毎年40,000ptまでのホテルに無料宿泊できます。
これだけで年会費の3-4倍の価値があります。

また、40,000ポイント以上必要なホテルからは、単純に40,000ポイント以外は持っているポイントから払うこともできるので、使い勝手がとても良いです。
日本帰国時の「裏技」が強力
これが最大の魅力です。日本でモバイルSuica、PASMO、ICOCAにチャージすると、なんと5倍ポイントが貯まります。
月10万円チャージすれば、年間60,000ptも貯まる計算です。
日本との往復で真価を発揮
一時帰国の際、全国にあるクラウンプラザやインターコンチネンタルホテル系列に無料宿泊し、さらに日本滞在中の交通費チャージで大量ポイントを獲得。「一石三鳥」の使い方ができる唯一無二のカードです。

毎年このカードのおかげで、無料宿泊できています!
おすすめポイント
関心のある方は、下記URLが紹介リンクになっているので、ぜひチェックしてみてください。
Blue Cash Everyday:「現金還元」のシンプル最強カード

年会費:無料 | 入会ボーナス:$200キャッシュバック
「ポイントとか複雑なのは嫌!シンプルに現金で還元してほしい!」という方にぴったりの、Amex唯一の年会費無料カードです。
スーパーマーケットで3%還元
年間$6,000まで(月$500まで)のスーパーでの買い物で3%のキャッシュバック。
月の食費が$500なら、年間$180の現金還元です。
ガソリン・オンラインショッピングも3%
ガソリン(年間$6,000まで)とオンラインショッピング(年間$6,000まで)も3%還元。
Amazon、楽天、その他ECサイトすべてが対象です。
初回ボーナスの$200は確実
3ヶ月で$2,000利用すれば$200のキャッシュバック。
これは実質10%還元で、どんな高還元率カードよりもお得です。
「考えなくていい」のが最大のメリット
ポイント交換レートを調べたり、有効期限を気にしたりする必要がありません。
使った分だけ現金で戻ってくる。このシンプルさが、忙しい駐在生活では何よりも価値があります。
普段からお得に買い物するためにも、AMEX Blue Cash Everydayクレジットカードを検討してみてはいかがでしょうか。
Amex Gold Delta SkyMiles:デルタ航空が「特別待遇」

年会費:$150(初年度無料)| 入会ボーナス:70,000マイル
航空マイル系でおすすめなのが Amex Gold Delta SkyMiles です。
アメリカ国内線の評価が高いデルタ航空。このカードがあると、搭乗体験が大きく変わります。
優先搭乗
一般客より早く搭乗でき、荷物棚の確保がしやすくなります。
手荷物1個無料
通常$30かかる受託手荷物(1個目)が無料。年に数回利用するだけで年会費の元は取れます。
$200クレジット
年間10,000ドル以上の利用で200ドル分のデルタクレジットがもらえます。
デルタ航空での購入(航空券、座席アップグレード、機内購入など)で使うことで還元されます。
アメリカ国内出張が多い方におすすめ
デルタ航空はアトランタ、デトロイト、シアトルなどをハブとし、アメリカ国内の多くの都市に就航しています。
サービス品質も高く、出張の多い駐在員には心強い味方です。
おすすめポイント
興味を持たれた方は、ぜひ公式サイトで詳細を確認し、申し込みを検討してみてください。
※Amexのリンクは定期的に更新される関係から、リンク切れで見られない場合があります。その場合は、お手数ですが、コメントまたはお問い合わせよりご連絡いただければ早急に修正いたします。
World of Hyatt:「少数精鋭」のハイアット愛用者向け

年会費:$95 | 入会ボーナス:60,000pt
最後に、Chase ブランドでハイアットホテルが好きならおすすめなのが World of Hyatt です。
ハイアット系列のホテル数は他社より少ないものの、1軒1軒の品質が非常に高いことで知られています。
毎年カテゴリー1-4の無料宿泊
年会費$95で、毎年カテゴリー1-4のハイアット系列ホテルに無料宿泊できます。
IHGカードの無料宿泊券は40,000ptまでのホテルなら、自分でポイントを追加してより高級なホテルにも宿泊可能
一方、ハイアットカードはカテゴリー1-4までという制限があります。
この違いで、私はIHGカードを優先していますが、ハイアット愛用者にはこちらがおすすめです。
ポイントの貯まりやすさ
ハイアット系列での利用で2倍、その他の利用でも1倍のポイントが貯まります。
おすすめポイント
解約したけど「実は優秀だった」カード達

ここからは、解約済みのクレジットカードたちをご紹介していきます。
解約したからといって、お得ではないというわけではありません。
渡米してすぐから作りやすくて特典の多いものと、渡米からしばらくしないと作れないクレジットカードがあります。
戦略的に作る順番を考えた記事は、下記にまとめています。
ANA USA Card:駐在初期の「救世主」

年会費:$70 | 特徴:ANAマイルが貯まる
アメリカ駐在初期に作りやすく、ANAマイルが貯まる ANA USA カード です。
クレジットヒストリーがない時期に作れるので重宝しましたが、ポイントの貯まりやすさは微妙でした。
United Explorer Card:ANA特典航空券予約の「隠れルート」

年会費:$95(初年度無料)| 特徴:ユナイテッド航空マイル
航空マイル系として、United Explorer Cardも良い感じで利用していました。
ユナイテッド航空の個人向けクレジットカードは4つあります。
その中で、このカードが年会費が初年度無料で入会特典ボーナスも多いので、一番おすすめです。
このカードは、ユナイテッド航空のマイルがお得に貯められます。
日本の人にはユナイテッド航空というと、あまりなじみがないでしょうが、ANAと同じスターアライアンスの一員です。
これが何を意味するかというと、ユナイテッド航空のマイルでANAの航空券も予約できるということです。
一方で、AmexのMRポイントを上記に解説したAmex系カードで貯めていくと、ANAマイルに交換してANAの特典航空券を予約できることから、最終的にはこのカードは解約することにしました。
おすすめポイント
関心のある方は、ぜひ下記公式サイトをチェックしてみてください。
【上級編】次に狙いたい「最強カード」3選

ここからは、今後作っていきたいクレジットカードです。
特典がたくさんもらえるのであれば、すぐにでもたくさんカードを作ればよいんじゃないの?と思う方もいるかもしれません。
しかし、実際にはまとめて作ることは難しいです。
その主な理由は2つあります。
- クレジットカードを作るとソーシャルセキュリティ番号のクレジットスコアが下がるので、一度に作りすぎるとそのあと作れなくなる危険性がある
- ボーナスマイルをもらうには、3か月に4000ドル使うといった条件がある。つまり、自分が使う予定以上のクレジットカードは作ってもボーナスマイルがもらえなくて無駄になる。
クレジットスコアについては、【アメリカ】クレジットスコア(FICO)の確認方法と上げる方法の記事を参考にしてみてください。
このような点を考慮しつつ、今後作っていきたいカードを3つご紹介したいと思います。
American Express Platinum

年会費:$695 | 入会ボーナス:125,000pt + 各種クレジット
「年会費が高すぎる」と思われがちですが、特典を理解すると「むしろ安い」と感じるレベルの最強カードです。
プライオリティパス(無料)
世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジが利用可能。通常年会費$469相当が無料です。
ホテル上級会員ステータス
マリオット・ゴールドエリート、ヒルトン・ゴールドに自動昇格。複数のホテルチェーンで特典を享受できます。
実質年会費は$95
ファイン・ホテル・アンド・リゾート予約時に$200のクレジットがもらえます。
指定した航空会社での付帯サービス購入でも$200のクレジットもらえます。
さらに、Uberは月々15ドル、年間で200ドル還元されます。
つまり、$695 – $200(ホテル)- $200(エアライン)- $200(Uber)= $95
月1回以上出張や旅行をする方なら、確実に元が取れる計算です。
おすすめポイント
興味のある方は、公式サイト(下記紹介リンク)で詳細を確認してみてください。
※もしリンク切れなどがございましたら、恐縮ですが、お問い合わせまたはコメント欄よりご連絡ください!
American Express Gold:「日常使い最強」カード

年会費:$250 | 入会ボーナス:90,000pt
プラチナカードには手が届かないけれど、優れた特典を受けたい人におすすめなのが American Express Gold カードです。
レストラン・スーパーマーケットで4倍ポイント
年間$25,000まで(月約$2,000まで)のレストランとスーパーマーケットでの利用で、4倍のポイントが貯まります。
- 月の食費が$1,500の場合:年間72,000pt獲得
- 72,000ptの価値:約7.2-10万円相当
年間$240の各種クレジット
- Uber Eats: 月$10 × 12ヶ月 = $120
- レストラン: 月$10 × 12ヶ月 = $120

実質年会費は$10という破格のコストパフォーマンスです。
おすすめポイント
興味がある方は、ぜひ下記の紹介リンクからチェックしてみてください。
Hilton Aspire:「ダイヤモンド会員」への唯一の道

年会費:$550 | 入会ボーナス:180,000pt
上記で年会費無料や150ドルのヒルトンカードについては紹介しましたが、こちらは年会費550ドルという、最高峰のヒルトンカードです。
高い年会費を踏まえても作りたい理由は、ヒルトンの最上級会員である「ダイヤモンド会員」にクレジットカードを作るだけでなることができるからです。
ダイヤモンド会員特典:スイートルームへのアップグレード
空室があれば、通常の部屋からスイートルームにアップグレードされます。
ダイヤモンド会員特典:エグゼクティブラウンジ無料
朝食、軽食、カクテルタイムなど、1日中ラウンジでくつろげます。家族での利用なら、1回の滞在で$200-300の価値があります。
年1-2回ヒルトンを利用するなら確実にお得
年次無料宿泊券(約10-15万円相当)+ $250のリゾートクレジット + ダイヤモンド特典を考えると、年会費$550は「破格の安さ」と言えます。

日本のヒルトン系カードだと、作るだけでダイヤモンド会員になれるものはないので、アメリカにいるうちに作りたいカードと言えます。
おすすめポイント
関心のある方は、ぜひ下記の公式サイト(紹介リンク)をご確認ください!
※Amexのリンクは定期的に更新される関係から、リンク切れで見られない場合があります。その場合は、お手数ですが、コメントまたはお問い合わせよりご連絡いただければ早急に修正いたします。
【戦略編】失敗しないクレジットカード選びの「5つの鉄則」

ここまで多くのクレジットカードを紹介してきました。
まとめに入る前に、皆さんのご自分にあったクレジットカードを選ぶポイントを整理して解説します。
1. 作成順序は「超重要」
❌ よくある失敗:「とりあえず片っ端から申し込む」
⭕ 正解:クレジットスコアを考慮した戦略的な順序
推奨順序の例(渡米後の時期別)
0-3ヶ月:銀行系の基本カード(クレヒス構築)
3-6ヶ月:年会費無料カード(Hilton Honors, Blue Cash Everyday)
6-12ヶ月:Chase系カード(Sapphire Preferred, IHG)
12ヶ月以降:高年会費カード(Platinum, Aspire)
入会ボーナスの「最適なタイミング」を狙う
入会ボーナスが高額なカードは、初めて作る場合に特にお得です。
初年度は入会ボーナスで大量のポイントがもらえるため、旅行や買い物に利用できます。
プロのコツ:カード会社はキャンペーン時期が決まっています
- 3月・9月:多くのカードで入会ボーナス増額
- 年末:アメックス系が特に充実
- 夏季:ホテル系カードが狙い目
「今すぐ作らなきゃ」ではなく、1-2ヶ月待ってキャンペーンを狙うことで、数万円分の差が生まれます。
年会費と特典の「本当の計算」をする
❌ 表面的な計算:「年会費$150は高い」
⭕ 正しい計算:「特典の総価値 – 年会費 = 実質コスト」
例:Hilton Surpass(年会費$150)の場合
- ヒルトンクレジット:$200
- ゴールド会員特典:年2回利用で朝食無料($160相当)
- 年次無料宿泊券:$200相当
実質:$410の特典 – $150 = $260お得。
日本帰国時の「出口戦略」を考える
数年で帰国する駐在員の場合は、日本に帰っても維持したいと思えるクレジットカードを選ぶことも大切です。
日本への一時帰国を含む海外利用の利便性
アメリカに限らず、海外で利用することが多い場合は、海外利用手数料がかからないカードを選ぶと良いです。
特に旅行好きの方は、航空マイルが貯まりやすいカードや、ホテルの特典が受けられるカードがおすすめです。
【FAQ】駐在者からのよくある質問
Q1. クレジットスコアがない状態で、最初に作るべきカードは?
A: 銀行のセキュアードカードまたはANA USAカードがおすすめです。
セキュアードカードは$500-1000のデポジットが必要ですが、確実に作成できます。
3-6ヶ月利用してクレジットヒストリーができたら、本格的なカード戦略を開始しましょう。
Q2. 年会費の高いカードは本当に元が取れるの?
A: 利用パターンによります。例えばAmex Platinumの場合:
- 月2回以上の出張・旅行 → 確実に元が取れる
- 年5回以下の旅行 → 元を取るのは困難
- 家族でのリゾート旅行が年1回以上 → ホテル特典で元が取れる可能性大
重要なのは「年会費÷12ヶ月」で月額コストを計算し、毎月その価値分の特典を使えるかを考えることです。
Q3. 複数のホテル系カードを持つ意味はある?
A: 大いにあります。それぞれのホテルチェーンには特色があります:
- ヒルトン:世界中に多数展開、日本にも多い
- マリオット:高級ホテルが多い、リッツカールトンも含む
- IHG:コスパが良い、日本の交通系連携が強力
- ハイアット:少数精鋭、高品質
旅行先や用途に応じて使い分けることで、特典を最大化できます。
Q4. 駐在期間が2年しかない場合のおすすめ戦略は?
A: 短期駐在なら「入会ボーナス重視」戦略が最適です:
1年目
- Hilton Honors(無料)→ 即座に5万円相当
- Blue Cash Everyday(無料)→ $200現金還元
- Chase Sapphire Preferred → 8万円相当
2年目
- IHG Premier → 4泊無料 + 毎年無料宿泊券
- Marriott Brilliant → プラチナエリート + 15万pt
この戦略で2年間で約40-50万円相当の特典を獲得できます。
Q5. 家族カードは作るべき?
A: 配偶者の分は絶対に作るべきです。理由:
- クレジットヒストリー構築:配偶者も独自のクレジットスコアを育成
- 入会ボーナス2倍:夫婦それぞれで同じカードの入会ボーナス獲得可能
- 特典の有効活用:ホテルの上級会員特典などを夫婦で享受
ただし、Chase系カードは「1人1枚まで」の制限があるため、申し込みタイミングの調整が重要です。
【まとめ】アメリカクレジットカードで人生が変わる
この記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
アメリカのクレジットカードシステムは、日本と比べて圧倒的に利用者有利に設計されています。
正しい知識と戦略があれば、年間数十万円分の特典を獲得することは決して夢物語ではありません。
このブログでは、クレジットカード情報を中心に、アメリカで生活する上の役立つ情報をまとめています。

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