ChaseのSapphireシリーズは、旅行好きに人気のクレジットカードですが、「Reserve」と「Preferred」どちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

わたしもそんな1人でした!
どちらもとてもお得なクレジットカードですが、利用する額や使い方によって、どちらがお得か、決まってきます。
本記事は、それぞれの特典を比較し、損益分岐点も簡単ですが、シミュレーションしてみました。
どちらがあなたにとってお得かを分析する参考になればい嬉しいです。
Chase Sapphire ReserveとPreferredの基本情報
まずは、それぞれのカードの基本的なスペックを比較してみましょう。
項目 | Chase Sapphire Reserve Card | Chase Sapphire Preferred |
---|---|---|
年会費 | $550 | $95 |
入会ボーナス | 60,000ポイント($4,000利用で) | 60,000ポイント($4,000利用で) |
ポイント還元率 | 旅行・ダイニング:3x、Chase Travel経由:5x(航空券)、10x(ホテル・レンタカー) | 旅行:2x、Chase Travel経由:5x(ホテル・レンタカー) |
トラベルクレジット/ホテルクレジット | 毎年$300 | 毎年$50 |
プライオリティ・パス | あり | なし |
旅行のキャンセル補償 | あり | あり |
年会費と入会ボーナスの比較
年会費の違い
Chase Sapphire Reserveは年会費が$550と高額ですが、毎年$300のトラベルクレジットがあるため、実質的なコストは$250です。
一方、Chase Sapphire Preferredの年会費は$95で、そのうち50ドルがホテルクレジットとして利用できるため、実質は$45とリーズナブルです。
入会ボーナスの価値
どちらのカードも入会ボーナスは60,000ポイントですが、Reserveの方がポイントの価値を高める特典が多いため、トラベル関連でよりお得になります。
普段使いでのポイント還元率の比較
Chase Sapphire Reserveのポイント還元
Chase Sapphire Preferredのポイント還元

普段から旅行やダイニングでの支出が多い場合、Reserveの方がポイントが貯まりやすいです。
損益分岐点:どちらを選ぶべき?
Chase Sapphire Reserveの年会費の実質コストは$250($550 – $300)です。
一方、Chase Sapphire Preferredの年会費の実質コストは$45($95 – $50)。

この差額$205を埋めるだけのメリットがあるかを考えましょう。
年間の想定ポイント獲得
利用カテゴリ | 月額利用額 | Reserve (3x) | Preferred (2x) |
旅行 | $500 | 18,000P | 12,000P |
ダイニング | $400 | 14,400P | 14,400P |
その他 | $1,000 | 12,000P | 12,000P |
合計 | $1,900 | 44,400P | 38,400P |
上記のシミュレーションでは、Reserveの方が6,000ポイント多く獲得できます。
ポイントの価値を1.5倍(Reserveの特典)で換算すると、9,000ポイント分(約$135相当)の差になります。
このくらいの利用額であれば、Preferredの方が良さそうです。
一方で、これ以上利用する場合や、プライオリティ・パスを年に数回利用してラウンジに入りたい場合には、Reserveの方がよりお得に感じる方も多いでしょう。
まとめ:どちらのカードを選ぶべきか?
- Chase Sapphire Reserveが向いている人
- 旅行やダイニングの支出が多い
- プライオリティ・パスなどの特典を活用したい
- $300のトラベルクレジットを最大限活用できる
- Chase Sapphire Preferredが向いている人
- 年会費を抑えたい
- 旅行頻度はそこまで高くないがポイント還元を活用したい

どちらのカードも非常に魅力的ですが、自分の支出スタイルに合った方を選ぶのがポイントです。
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