【駐在員必見】アメリカでクレジットカードを作る方法まとめ

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アメリカに赴任が決まった、または最近赴任した方にとって、現地での生活をスムーズにするために欠かせないのがクレジットカードです。

US小学生
US小学生

日本と異なり、アメリカではほとんどの支払いがクレジットカードで行われ、現金を使う場面は非常に限られています。

そのため、早めにクレジットカードを作成することが重要です。

この記事では、アメリカでクレジットカードを作成する方法を詳しく解説します。

US幼稚園生
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英語での手続きに不安がある方も、この記事を読めば安心してカードを作成できるようになります。

アメリカでクレジットカードを作るための基本ステップ

アメリカでクレジットカードを作成するには、いくつかのステップが必要です。

基本ステップは下記の3つとなります。

  1. ソーシャルセキュリティ番号の取得(クレジットヒストリー)
  2. アメリカの銀行口座の開設
  3. クレジットカードの申請

しかし、アメリカに住んでいない人は、①と②を赴任前にすることは難しいですよね。

クレジットカードの種類によっては、①、②を省略して、先に申請することができるものもあります。

1つずつ、具体的に説明していきます。

ソーシャルセキュリティ番号の取得

アメリカでクレジットカードを作成する際、最初に必要となるのがソーシャルセキュリティ番号(SSN)の取得です。

これは、日本のマイナンバー制度に似たもので、アメリカでのクレジットヒストリー(信用履歴)を作るために必要です。

クレジットヒストリーとは?
クレジットヒストリーとは、過去の借入や返済履歴を記録したもので、クレジットカードを発行する際の審査基準となります。アメリカでのクレジットヒストリーがない場合、カード発行が難しいことがあります。

アメリカでソーシャルセキュリティ番号(SSN)を取得するためには、まず必要な書類を準備することが重要です。

これには、有効なパスポート、ビザ、I-94(入国記録)、そして場合によっては雇用証明書や大学の在籍証明書が含まれます。

次に、最寄りのソーシャルセキュリティオフィスを訪問し、SSNの申請書(Form SS-5)を記入して提出します。

申請が受理されると、SSNカードは通常数週間以内に郵送で届きます。

SSNは非常に重要な個人情報であり、不正利用を防ぐために他人に教えないよう注意が必要です。

アメリカの銀行口座の開設

次に必要なのが、アメリカ国内の銀行口座の開設です。

クレジットカードの支払いは基本的に銀行口座から行われるため、口座がないとクレジットカードを利用することができません。

おすすめの銀行口座
日本人におすすめの銀行として、Chase Bank、Citi Bank、Union Bankが挙げられます。これらの銀行は、日本語サポートもあり、手続きが比較的簡単です。

クレジットカードの申請

ソーシャルセキュリティ番号と銀行口座が揃ったら、いよいよクレジットカードの申請を行います。

申請には、住所を証明する書類や収入証明書が必要な場合があります。

作りたいクレジットを選び、名前などの情報を入力し、申請します。

申請後すぐに作成許可が下りる(Approveされる)場合と、後からわかる場合があります。

後からわかる場合には、郵送などで結果がきます。

作成できる場合はクレジットカードが、できなかった場合は、お断りの手紙が入っています。

クレジットカード受け取り後は、すぐに使用することができます。

オンラインでクレジットカードの使用状況や、支払日、払う方法(銀行口座とのリンク)などが設定できるので、忘れずにやるようにしましょう。

クレジットヒストリーがない場合の対策

アメリカに赴任したばかりでクレジットヒストリーがない場合、通常のクレジットカードの取得は難しいことがあります。

そのような場合には、以下の2つの方法が有効です。

デビットカードを利用する

クレジットカードがない場合、まずは銀行のデビットカードを活用するのが一つの方法です。

デビットカードはクレジットカードと同様に利用でき、購入時に即座に銀行口座から引き落とされる仕組みです。

デビットカードはクレジットヒストリーが不要なため、すぐに作成できますが、ポイントやマイルの還元率が低いことがデメリットです。

クレジットヒストリー不要のクレジットカードを利用する

もう一つの方法として、クレジットヒストリーが不要なクレジットカードを利用することが挙げられます。日本の信用情報を基に発行されるカードとして、ANA USAカードやJAL USAカードがあります。

日本の会社のカードのため、日本の信用情報に基づいてクレジットカード審査をしてくれます。

審査に落ちたと言う話を聞いたことがないので、日本でクレジットカードの返済などをしっかりしている人は、問題なく作れると思います。

わたしの場合は、ANAがアメリカに直行便があり、マイルもためているので、ANA USAカードを作りました。

ただ、年会費のわりに、マイルの還元率が低く、利便性も限られているため滞在からしばらくして解約し、他のクレジットカードに変更しています。

クレジットヒストリーを早めに構築するためのポイント

クレジットカードを取得したら、ソーシャルセキュリティ番号との紐付けを早めに行い、クレジットヒストリーを構築しましょう。

これにより、将来的にアメリカ国内での信用が高まり、より有利なクレジットカードを取得できる可能性が広がります。

クレジットカードの利用と支払いの注意点

取得したクレジットカードを定期的に利用し、支払いを確実に行うことで、クレジットヒストリーが蓄積されていきます。

アメリカのクレジットカードでは、昔からの慣習として、チェックで払うことが想定されている場合も多いです。

オンラインバンキング(Auto Paymentなど)を利用して支払日を忘れないようにすることも重要です。

長期的なクレジットカード戦略

渡米初期には、クレジットヒストリー不要のカードやデビットカードを活用し、3~6ヶ月後にアメリカのコスパの良いクレジットカードに切り替えるのが理想的です。

これにより、より多くのポイントやマイルを効率的に貯めることができます。

アメリカのおすすめのクレジットカードが知りたい!という人は、下記記事を参照ください。

まとめ

アメリカでの生活をスムーズにスタートさせるためには、クレジットカードの早期取得が鍵となります。

ソーシャルセキュリティ番号の取得や銀行口座の開設、そしてクレジットヒストリーの構築を計画的に行い、自分に合ったクレジットカードを選びましょう。

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