最近、日本にいながらもアメリカのクレジットカードを作った・作りたいという話があるなかで、注目されているのが、こちらのMarriott Bonvoy Brilliantカードです。
その理由としては、後ほど詳細解説しますが、日本で作ることのできるクレジットカードでは、ゴールドエリートまでしかなれないのに対して、こちらのカードは作るだけでプラチナエリートになれることが大きいと言えます。
実際に日本から作れるのか、作って問題ないのか、という点は、このブログでは正直わからないです。

一方で、このカードは確かに旅行付き、特にマリオット系列のホテル好きにはかなりお得なクレジットカードといえるでしょう。
この記事では、Marriott Bonvoy Brilliantカードについて、基本情報から特典について、詳しく解説します。
※マリオット全般に関心のある方には、アメリカで作れるすべてのマリオット系列カードは、下記の記事でまとめています。
Marriott Bonvoy Brilliantカードとは?

Marriott Bonvoy Brilliantカードは、マリオット・インターナショナルとアメリカン・エキスプレスが提携して発行するクレジットカードです。
主にリッツ・カールトンなどの高級ホテルステイや旅行を楽しみたい方々を対象とし、充実した特典とサービスを提供しています。
基礎情報を表でまとめておきます。
申込先 | Marriott Bonvoy Brilliant American Express Card |
年会費 | 650ドル |
外貨取扱手数料 | 無料 |
特徴 | 年に一度の無料宿泊、月25ドルのダイニングクレジットなど、年会費は高いがそれ以上の特典がある。詳細は記事後半で。 |
年会費
このカードの年会費は$650です。

The Platinumカードに匹敵する高級カードですね。
入会ボーナス
新規入会者には、カード発行後3ヶ月以内に6000ドル使用すると、95,000ポイントのサインアップボーナスポイントが付与されます。
アメリカでは、マリオットポイントの価値は、およそ1ポイント0.8セントと言われています。
つまり、95,000ポイントは、760ドルほどの価値となり、これだけで初年度は元が取れてしまいます。
高いポイント還元率
下記の表の通り、マリオットポイントが貯まります。
どんな買い物でも、1ドルあたり2ポイントもらえるのは、うれしいですね。
Marriott Bonvoy Brilliantカードの主な特典

サインアップボーナス以外にも、Marriott Bonvoy Brilliantカードは、多くの魅力的な特典を提供しています。
以下は、その主な特典の詳細です。
年間無料宿泊特典
カード会員には毎年、85,000ポイントまでの宿泊に利用できる無料宿泊特典が付与されます。

8.5万ポイントあれば、例えば、日本ではほぼ全ての高級ホテルに無料で宿泊することができます。
85,000ポイントで泊まれるホテルの例
プラチナエリートステータス
カード保有者は、自動的にプラチナエリートステータスを獲得できます。

このステータスにより、無料の朝食、部屋のアップグレード、ラウンジアクセスなどの特典を享受できます。
さらに、毎年更新のときに、25泊分ののエリートナイトクレジットが付与されるため、さらにマリオットのエリートステータスをあげていくうえでも、役立ちます。
年間300ドル分のレストランクレジット
月ごとに$25のダイニングクレジットが付与されます。つまり、年間合計で$300になります。
アメリカ限らず、世界中のレストランで毎月25ドル上利用すれば、25ドル分が毎月クレジットカードの請求から減る仕組みになっています。

世界中で使えるという点で、日本帰国時にも使えるし、使い勝手が良いですね。
ラウンジに同行者と共に入れるプライオリティパスセレクト
無料でPriority Pass Select(PPS)カードがもらえます。
ただのプライオリティパスとは異なり、2人の同行者を無料で連れて行けるので、家族で使いたい人に特におすすめです。
リッツカールトンまたはセントレジスの100ドル分のクレジット
リッツカールトンやセントレジスホテルに、規定のレート2泊以上宿泊する場合、100ドル分のクレジットが戻ってきます。
高級ホテルで2泊するのは、かなりお金もかかってしまうので、あまり使い勝手は良くありませんが、もしうまくあえば、100ドルかえってくるのは大きいですね。
TSAプリチェック/グローバルエントリーの申請費用クレジット
TSAプリチェックやグローバルエントリーの申請費用として最大100ドルまでのクレジットが付与されます。
これにより、空港でのセキュリティチェックを迅速に通過できます。
旅行保険とショッピング保護
旅行中のトラブルに備えた旅行保険や、購入した商品の破損・盗難に対するショッピング保護も提供されます。
これにより、安心して旅行や買い物を楽しむことができます。
Marriott Bonvoy Brilliantカードの活用法

Marriott Bonvoy Brilliantカードを最大限に活用する方法について、具体例を挙げて説明します。
高級ホテルでの無料宿泊
まず、分かりやすいのが、年間無料宿泊特典を利用して、マリオット系列の高級ホテルでの滞在を楽しむことがでしょう。
例えば、アメリカ国内でも、日本帰国時でも、ホテルの値段がインフレしている中、リッツカールトンやJWマリオットなど、通常は高額な宿泊費がかかるホテルに無料で宿泊することが可能です。
ビジネス出張での活用
プラチナエリートステータスを活かして、ビジネス出張中にラウンジアクセスや無料朝食を利用することができます。
これにより、出張の際のコストを抑えつつ、快適な滞在を実現できます。
家族旅行でのポイント活用
貯まったポイントを利用して、家族旅行の宿泊費を節約できます。
特に、ファミリー向けのリゾートやテーマパーク近くにもマリオット系列のホテルは多くあるので、ポイントを活用して、家族全員が楽しめる旅行が実現できます。
日本のMarriott Bonvoyカードとの比較

Marriott Bonvoy Brilliantカードを日本のMarriott Bonvoyアメリカン·エキスプレス · プレミアム·カードおよびMarriott Bonvoyアメリカン·エキスプレス カードと比較してみましょう。
Marriott Bonvoyアメリカン·エキスプレス® · プレミアム·カード
- 年会費:49,500円(税込)
- 特典:年1回の無料宿泊(5万ポイントまで)、ゴールドエリートステータス、マリオット系列ホテルでの利用で6倍ポイント、その他利用で3倍ポイント
Marriott Bonvoyアメリカン·エキスプレス® · カード
- 年会費:23,100円(税込)
- 特典:年1回の無料宿泊(3.5万ポイントまで)、シルバーエリートステータス、マリオット系列ホテルでの利用で6倍ポイント、その他利用で3倍ポイント
比較結果
Marriott Bonvoy Brilliantカードは、年会費が高いものの、サインアップボーナスやプラチナエリートステータスや年間85,000ポイントまで使える無料宿泊特典がある点が、日本のクレジットカードよりも非常に優れているといえるでしょう。
また、300ドルのレストランクレジット、TSAプリチェックのクレジットなど、より充実した特典が提供されます。
一方、日本のカードは年会費が低めであるため、初心者や頻繁に旅行しない方には手軽に利用できる選択肢となります。
Marriott Bonvoy Brilliantカードまとめ

以上、この記事では、Marriott Bonvoy Brilliantについてまとめました。
年会費は高いものの、マリオットホテルのポイントは使えるホテルが多く、年に1度の無償宿泊や300ドル分のレストランクレジット、プライオリティパスだけでも、かなり簡単に元が取れるクレジットカードと言えます。
関心のある方は、下記紹介リンクより、公式サイトを確認してみてください。
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