ChaseのSapphireシリーズは、旅行好きに人気のクレジットカードですが、「Reserve」と「Preferred」どちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

わたしもそんな1人でした!
どちらもとてもお得なクレジットカードですが、利用する額や使い方によって、どちらがお得か、決まってきます。
本記事は、それぞれの特典を比較し、損益分岐点も簡単ですが、シミュレーションしてみました。
どちらがあなたにとってお得かを分析する参考になればい嬉しいです。
Chase Sapphire ReserveとPreferredの基本情報
まずは、それぞれのカードの基本的なスペックを比較してみましょう。
| 項目 | Chase Sapphire Reserve Card | Chase Sapphire Preferred |
|---|---|---|
| 年会費 | $795 | $95 |
| 入会ボーナス | 60,000ポイント($4,000利用で) | 60,000ポイント($4,000利用で) |
| ポイント還元率 | Chase Travel経由の旅行:8x、航空券:4x、ホテル:4x、Chase Dining:10x、外食:3x | 旅行:2x、Chase Travel経由:5x(ホテル・レンタカー) |
| トラベルクレジット/ホテルクレジット | 毎年$300 + 各種クレジット合計$1,470超 | 毎年$50 |
| プライオリティ・パス | あり | なし |
| 旅行のキャンセル補償 | あり | あり |
年会費と入会ボーナスの比較
年会費の違い
Chase Sapphire Reserveは2025年6月に年会費が$795に引き上げられましたが、年間$300のトラベルクレジットに加え、ホテル・レストラン・Apple・StubHubなどで利用可能な合計$1,470相当のクレジットが追加されています。
一方、Chase Sapphire Preferredの年会費は$95で、そのうち50ドルがホテルクレジットとして利用できるため、実質は$45とリーズナブルです。
入会ボーナスの価値
どちらのカードも入会ボーナスは60,000ポイントですが、Reserveの方がポイントの価値を高める特典が多いため、トラベル関連でよりお得になります。
普段使いでのポイント還元率の比較
Chase Sapphire Reserveのポイント還元
Chase Sapphire Preferredのポイント還元

普段から旅行やダイニングでの支出が多い場合、Reserveの方がポイントが貯まりやすいです。
損益分岐点:どちらを選ぶべき?
Reserveの実質年会費(トラベルクレジットのみ考慮)は $495($795 – $300)
一方、Chase Sapphire Preferredの年会費の実質コストは$45($95 – $50)。

この差額$450を埋めるだけのメリットがあるかを考えましょう。
年間の想定ポイント獲得(例:毎月 ,900 支出の場合)
| 利用カテゴリ | 月額利用額 | Reserve(還元率) | 年間ポイント | Preferred(還元率) | 年間ポイント |
| 旅行(Chase経由) | $500 | 8x | 48,000P | 5x | 30,000P |
| ダイニング(Chase Dining含) | $400 | 10x | 48,000P | 3x | 14,400P |
| その他 | $1,000 | 1x | 12,000P | 1x | 12,000P |
| 合計 | $1,900 | 108,000P | 56,400P |
Reserveの方が51,600ポイント多く獲得でき、もしそのうち半分が”Points Boost”対象で2セント換算になると、
- Reserve:約 $1,080相当(仮に平均1セント/ptと保守的に評価しても $1,080)
- Preferred:約 $564相当
差額:約$516相当の価値差 > 年会費差($450) → この利用水準ではReserveの方が有利です。
まとめ:どちらのカードを選ぶべきか?
- Chase Sapphire Reserveが向いている人
- 旅行やダイニングの支出が多い
- プライオリティ・パスなどの特典を活用したい
- $300のトラベルクレジットを最大限活用できる
- 新しい$1,000以上の各種クレジットを使い切れる
- Chase Sapphire Preferredが向いている人
- 年会費を抑えたい
- ポイントを無理なく貯めつつ、旅行にも使いたい

どちらのカードも非常に魅力的ですが、自分の支出スタイルに合った方を選ぶのがポイントです。





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